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学校公演とコンプライアンス

2025年6月9日

その他

「コンプライアンス」とは?

「法令順守」と和訳されることが多いが、「社会的ルール」や「モラル」まで広く内包することが多い。(インターネット調べ)

教員時代終盤は、コンプライアンスにかなり気をつかって働いていました。昭和の人間なので、男子生徒に「男はなぁ、、、」などと言いがちでしたが、まずいまずいと口に手を当てて押さえていました。

エンタメの世界も同じく、昔はテレビ番組でも、相手をたたいたり、容姿をバカにしたりした笑いがありましたが、どんどんなくなっていきました。

弊社の学校公演でもコンプライアンス問題には気をつかっています。基本、公演はアーティストにお任せの内容になっていますが、時々コンプライアンス的にマイナーチェンジをお願いすることもあります。

例えば落語では「老い」を面白おかしく表現することがありますが、ある学校の先生から「あの表現はどうなんでしょう、、。」ということがあり、落語家さんに相談したところ、「わかりました。」と

その描写をまろやかにしたり、場面をカットしていただいたりしています。

弊社の学校公演は、もちろん「学校ファースト」でありますが、「アーティストファースト」でもありたいと思っています。

学校からのご希望があると、ほとんどアーティストのみなさんに応えてもらっているのですが、やりたくないことは遠慮なく「やりたくない。」と伝えてもらっております。あんまり言われたことはないですけども、、。そういえば、冗談で、ダンスチームにアイドルの曲を使用して可愛いダンスをやってもらえないかとお願いしたら、「嫌です。」ときっぱり断られました。

コンプライアンスの話を落語家さんと話していたところ、「コンプライアンス問題で正直、今はできなくなった噺もあります。」とおっしゃっていました。

また経験談として、学校での落語会の後、学校の先生から「お父さん」「お母さん」という言葉をつかわないでほしかった。お父さん、お母さんがいない子供もいますので。」と言われたことがあるそうです。では、どんな言葉を使えばよかったんですか、と聞いたところ「保護者ですかね」と返ってきたそうです。「それは無理やろ。」と心の中で思ったそうです。

弊社のご紹介しているアーティストの方々はコンプライアンスというものを理解して子供たちの前に立ち、パフォーマンスしてくださっていますのでご安心ください。また先生方や子供たちの反応を見て、またご意見をいただき、常にブラッシュアップし、より良い公演に進化させています。

*昔、大阪の吉本の劇場で漫才を観たときは、テレビに出ている人気芸人さん達が、とてもテレビじゃ言えないようなネタを話していて、「おもしろ~!劇場だからテレビじゃ言えないようなことも平気で言っているんだな。」と楽しんだものですが、時代が変わり、今は、テレビで言えないことは劇場でも言えないとなっているのでしょうか、、?また大阪に行く機会があれば確認してきます!

 

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