２５年間務めた教員を退職して「学校公演のプロデュース」という現在の事業を始めた時に、東京都だけでなく日本中の学校、日本中の子供たちと関わりたい！という願いがありました。東京の学校はとても恵まれています。都内でも２３区の学校は更に恵まれています。学校の廊下の蛍光灯までLEDだったり、トイレの電気も水道もオート。各教室にプロジェクターやスクリーンが設置してあったり、、。子供たちも電車に乗ってちょっと移動すれば映画館、ライブハウスなどに出かけて気軽にエンターテイメントに触れることができます。地方によっては映画を観に行くのも保護者の車に乗って２時間かけてという場所もあるようです。どんなに東京から離れていても、弊社の公演をご希望頂いたら、東京で行うのと同じクオリティーのエンターテイメントを届けたいと思っております。都会と地域との教育的格差を無くしたいと考え、事業展開をしています。アーティストの方々にもその思いをご理解いただき、スケジュールが許せば離島でもどこでも行ってくださることになっております。

英語も話せるけどほとんどしゃべらずにパフォーマンスするケッチさん、イェール大学卒で英語ペラペラの立川志の春さんは、普段から日本中どころか世界中を駆け巡って公演をしております。ダンスチームのwoodpecker、縄跳びパフォーマーの黒野選手も数々の国際大会に出場する為に海外に出向いています。

山奥や離島の学校での公演実施でネックとなるのが機材です。これをクリアするために、大道具を無くし、華美な装飾を無くし、照明は学校にあるものを使用し、スポットライトが無い場合には、体育館の照明をすべて点灯させて公演を実施します。いわばアーティストの実力、中身で勝負する公演です。音響は１５０名以下の落語会、パントマイム公演、ダンス公演、なわとび教室ではストリートミュージシャンやYouTuberも使用しているBOSEのS1ーPROというスピーカーをスタッフが背負って持ち込みます。１５０名を超える落語会やコンサートはどうしても手持ちの音響機材では迫力が出ないので離島も含めて全国規模で対応してくれる音響会社さんにお願いしております。宅急便が送れるところであれば、どこでもコンサートなどの公演実施が可能です。東京から船で２４時間、行って帰ってくるのに１週間かかる小笠原の学校でも３年連続でパントマイム公演、パントマイム＋紙芝居公演、合唱コンサートを実施しております。経費を抑えるために現地近くの音響会社を探してお願いすることもあります。

離島やへき地での学校公演開催の依頼はとてもチャレンジングで燃えます。交通経路や宿泊場所、機材を持込か配送かなど、できる限り安い方法を調べて比較し、予算を抑えて何としても子供たちに最高のエンターテイメントを届けて笑顔にしたいという気持ちが強くなります。新幹線より飛行機の方が安いということが結構あります。レンタカー会社も大手から地元の会社と様々です。いろいろと準備に時間をかけて公演を実施し、子供たちや先生方、地域の方々に喜んでいただいたときには、とてつもない達成感があります。

ぜひとも離島や東京から離れていてもお問い合わせください。ご依頼をお待ちしています！

＊写真は小笠原父島です。

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