OJT22 先生は君の敵?味方?
2024年10月4日
その他生活指導でこちらの言うことが全く入らないときには、いくら指導しても馬の耳に念仏状態ですよね。表情もきつく、全く受け入れない。そういう時には
「なぁ、先生ってさ、君の敵?」という質問がよく効きます。まずは「敵」と答えてくるでしょう。そしたら次に「じゃぁ、君の親は?」と聞きます。
万が一、「敵」と答えたら、「君の敵が毎日ご飯作ってくれるかなぁ?ご飯作るのって結構面倒くさいよ。敵だったら、君の弟にはご飯作るけど、君には作らないんじゃない?」「洗濯だって、汚いし、めんどくさいのにやる?「うるさいことを言うかもしれないけど、君のことを思っているんじゃないの?」と、あれこれ親のありがたみを説明して、「君の親は敵?味方?」と質問します。子供が「味方」と言ったら半分クリアです。つぎに、
「じゃぁ、もう一度聞くけど、先生(俺)は君の敵?味方?」と質問。「敵」と答えたら、
「敵だったら、こんなに君に時間かけないよ。めんどくさいもん。見て見ぬふりだよ。先生の子供じゃないし、別に先生は困らないから。」
「君には〇〇とかいいとこだってあるじゃん。そんなの敵だったら見ていないね。」「君の今日の〇〇だけは、直してほしいんだよ。このままじゃ、君にとって良くないから。」
など、ありとあらゆる手段で「もう一度聞くよ。先生は君の敵?味方?」の質問に「味方」と答えさせます。「味方」という答えが引き出せたら、もう生活指導も終了です。誰だって「味方」の忠告は聞きますから。もしも、ずっと「敵」と答えたら?(笑)
どうすればいいですかね、、、。この戦法で「味方」と答えなかった生徒は、私の教員経験上はいなかったので、どうしたらよいのかわかりません。他の指導法で攻めるしかありませんね、、。
あっ、自分のことを子供たちの味方だと本気で思っていない先生にはもちろん、この指導法は役に立ちません。