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OJT8 掲示物

2024年6月13日

その他

これも師匠に教わったのですが、

師「みんなの教室の掲示物見るとさぁ、担任の先生がパソコンできれいに打ち出した掲示物が多いけど、あれって、どう思う?担任の自己満足でしょ。」「多少きたなくても、子供たちの字で溢れていた方が自分たちの教室感が出ていいと思うんだけどなぁ。」

学級目標、班名簿などは学級委員でもよいが、休み時間によく静かに漫画を描いている生徒たちに絵入りで頼むと、放課後残って楽しそうに制作してくれます。友達との仲が深まり、その学級目標が壁に貼られたときに、普段目立たない生徒が脚光を浴びるいい機会となります。結構いい作品を作ってくれます。模造紙は半分のサイズで横向きが良いと思います。そのまま1枚だとかなりスペースを取ってしまうので。

多少字が汚くても生徒たちの字で溢れている方が、自主的に活動しているクラス感が生まれてきます。たまに班名簿や自己紹介カードに「夜露四苦!」など書く輩が現れたら、即書き直しさせます。

ふざけて書いた字が目に付く環境だとふざけた行動も許される雰囲気になってしまいます。

他の教室でふざけた言葉を見つけたら、仲の良い担任なら伝えて、書き直させた方が落ち着いた学年、しいては落ち着いた学校に繋がるのですが、そういう助言をあまりありがたく思わない担任であれば、直接、生徒に「なぁ、君のあの目標、どうなの?保護者参観の時に自分の親が見たらどう思う?他の生徒の親だって、〇〇君てどんな子??ってなるよ。いいの??ちゃんと担任の先生に言って、書き直させてもらいなさい。」と伝えます。

若い時にはまず自分のクラスをしっかりさせることが大事ですが、経験を積んでくると自分のクラスだけ良くてもダメなことに気づきます。いいかげんなクラスが学年にひとつでもあると、それは他のクラスに伝染していきます。進級時には、そのいい加減さが新クラスに分散され、学年全体に影響を与えますから。

師匠には朝や帰りに校内のいろいろなクラスをたまに見て回ることが大事だとも習いました。朝、窓を開けながら全クラスをまわっていると、荒れているクラスは掲示物がはがれていたり、机が揃っていなかったり、一目瞭然で把握できます。おっ、このクラスの掲示物、見出しなどいいなぁと思ったら、その先生にあれマネしていいですか?と聞いたり、聞かずにこっそりとマネてみる。そうすると、自然と自分のクラスの掲示物、自分の教室がいちばん良くなります。

更に掲示物は画鋲で4点止め。ケチるとすぐにはがれてしまいます。そのままにしておくと、NYの地下鉄と同じく子供たちが荒れてきます。

自己紹介カードなどの間隔は1cm。A4判の小学校でよく使われている掲示用透明ファイルを使うといちいち画鋲で留めたり外したりする必要が無くとても便利です。

それからユニバーサルデザインとやらで、教室前方には学校目標などの最低限のもの以外は一切貼らない。そうすると教育委員会の視察があった時にムカッとしません。(笑)

後ろ黒板のすぐ横に時間割、月間計画表、年間行事予定表を貼っておくと、学級委員が育ちます。

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