立川志の春師匠について
2024年5月12日
学校寄席(落語)立川志の春師匠もケッチさんにご紹介いただきました落語家さんです。上方落語は、既に桂雀太師匠のプログラムがありましたので、江戸落語のプログラムを制作したいと思い、当時それまで寄席に行ったことのない私は何回か足を運びました。すると、同じ落語の話でも噺家によって全く違うものとなることに気づき、正直、噺に引き込まれず寝てしまうこともありました。
いくらケッチさんのお勧め落語家さんでも自分の目で確かめなければと思い、志の春師匠の落語を東京から車を走らせ、大阪まで聞きに行きました。東京の落語家さんなのですが、たまたますぐに見られるのが大阪の落語会でした。
演目は「絶校長」という創作落語で、学校ネタということもあり、大笑いしてしまいました。これは子供たちも先生方も喜んでくれることを確信し、即学校にご紹介したい旨を告げると、すぐに快諾してくれました。
その後、お話しした時に、志の春師匠がこうおっしゃっていました。
「私は学校寄席は他の寄席以上に熱を入れてやっています。おそらく、多くの子供たちにとって、学校寄席が人生初めての落語に触れる体験となるでしょう。そこでもしも『つまらない』という印象をもったら、その子の人生は大人になっても寄席に足を運ぶことなどないものになってしまう。だから、手が抜けないんです。学校寄席の後はいつも喉がガラガラになります。」
アメリカの一流大学を卒業後、一流商社に就職したにもかかわらず、それを辞めて、とても厳しい立川志の輔師匠に弟子入りし落語家になったという経歴も魅力的ですが、音響スタッフさん全員の名前を覚えてくれるというお人柄もとても魅力的です。そういった志の春師匠の「仁」(最近漫画「あかね噺」で覚えました笑)も落語を通して子供たちや先生方に伝わるのでとても人気がありま
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