OJT20 「バカの壁」のススメ
2024年9月30日
その他養老孟司さんの「バカの壁」という本がベストセラーになった時に読んだのですが、これは保護者対応や意見の合わない教員に悩んでいた自分にはとても参考になりました。これは、話の通じない保護者や同僚がバカだというのではなく、意見の違う人とは考え方の係数(y=aX)が違うので、どこまで行っても交わることが無く、理解しあえない。たとえ相手を論破できたとしても相手には憎しみしか残らない。というものでした。その考えは自分の中に、すとーんと落ちました。
それ以来、こちらの言うことがわかってくれない相手は、係数が違うのでいくら説明しても理解してくれないと諦めることができ、とても楽になりました。悩まずに、相手を説得するのではなく、別の解決策を考えるようになりました。
また、いわゆるモンスターペアレントと呼ばれるような保護者のクレームも、「親は自分の子供のことを思い、クレームを言ってきているのだ。」「子供の為に」という考え(係数)は、私と同じではないか!と思って、保護者に接すると、上手くいくようになりました。
この本を読むだけで、教員としての大きな悩みが吹き飛びました。ぜひとも読んでいただけたらと思います。
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