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OJT18 楽しい授業

2024年9月28日

その他

楽しい授業はズバリ、止まらない勢いで増え続ける不登校を抑えるカギになると思います。子供たちの1日の学校生活の70%近くを占めるのが授業です。友達とおしゃべりする休み時間、給食の時間が楽しみでも、もしも全ての授業をつまらないと感じる子供がいたら、学校に来るのが苦痛で仕方ないと思います。逆にすべての授業が楽しく感じられているのであれば、登校するのが楽しみになるかと思います。

私は教員時代に「楽しい」英語の授業を心がけていました。生徒たちが寝たり、あくびをしたり、時計をちらちら見たりしていると、とても自分がみじめに思えました。毎回の授業を楽しくできていたかというと、そうではありませんが、様々な工夫をしていました。映画の一部を見せたり、洋楽を一緒に歌ったり、ルーレットアプリを使って指名したり、おもちゃのライトセーバーをさし棒に使ったり、ときにはそのスイッチを入れて、うるさい生徒に「これでたたっ切るよ。」と冗談を言ったりしていました。また、絵を描かせたり、心理学の要素を取り入れたり、テレビのクイズ番組を模倣したり。文法の導入には必ずゲーム形式にしていました。教育書や教育関係のDVDに「楽しい英語の授業」というタイトルを見つけては購入し、「このアイデアはいい!授業に取り入れよう!」「こんなんで生徒は楽しいと思うだろうか?お金返して~。」なんて思いながら授業を工夫していました。

楽しい授業というのは教科の本質を学んで得られる楽しさであり、ライトセーバーをさし棒にしての楽しさは楽しい授業とは言えない、という意見も聞こえてきますが、教科の本質、英語であれば「世界中の人々と英語を介してコミュニケーションをとることができる」楽しさを教えることはもちろんですが、授業中、眠くならない、あっという間に授業が終わったと感じさせるためには、ありとあらゆる手段を講じていいと思っています。

師から言われた言葉でいまだに印象に残っているのが、生徒からの「えっ?もう授業終わり?早い~。」「先生、もっとやってください!」が、最高の授業に対する評価であるというものです。

また、師の言葉「教師はエンターテイナー」も心に残っています。

それから、私がとてもうれしく思うのは、「英語は苦手だし、テストの点数もよくないけど、英語の授業は好き。」と言われることでした。文法を理解し単語を暗記することは苦手だけど、英語に触れることは好きだと。私が10代の頃、何を歌っているかわからないんだけど、とにかく歌がかっこよくて、心に響くので、真似して洋楽を歌って英語に興味をもったのと同じ経験をしてくれているようでとても嬉しかったです。とにかく英語に興味をもってくれたら将来海外旅行に行ってっカルチャーショックを楽しんだり、外国人とふれあい、肌の色や目の色は違っても同じ人間なんだと感じたり、人生観が変わるような体験をする機会が将来出てきたりするかもしれない。そんな思いが強くて、楽しい授業を心がけていました。今は、授業を公演に置き換えて、「楽しい公演」を心がけ、アーティストの方々にお願いをしています。

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