OJT26 遊び心のある指導
2025年1月2日
その他若い頃、廊下で生徒指導をしていて終わって職員室に戻ると、師匠が「ねぇ、ねぇ、あの子、何やったの?」と。
こうこうこうでと説明していると、「そんなことであんな指導してたら、生徒もまいっちゃうよ。命とかに関わることだったり、いじめだったりしたら真剣に指導しなければならないけど
それ以外は遊びを入れた指導でいいんじゃないの。」
なるほどと思いました。宿題を忘れたとかは自分が損をするだけなので、そんなに目くじら立てて叱ることではないなと。そこで、例えば提出物でPTAなどが絡んでいて、回収できないと迷惑をかけるもの以外は、「今度提出物を忘れたら、放課後残って作文を書いてもらいます。テーマは『この世で一番美しいもの』2枚以上ね!」
生徒は「え~!」とか言いながら、忘れたら放課後、作文を書いて帰っていました。帰りがけには「いい内容じゃん!だけど明日は提出物忘れないように!」なんて声掛けしてました。
連続して忘れた生徒には、次のお題は「ちっぽけな私の大きな夢」とか「私の異性のタイプ」。後者は今セクハラとか言われてしまうかもしれませんが、生徒たちには好評でした。そんなタイトルで作文書くことはまずありませんが結構真面目に書くんです。エッセイ集ができるくらいに作文を書く生徒もいました。そんな生徒には最終手段で、次忘れたら、この作文、終学活でみんなの前で読むからな~!よく書けてるし、問題ないだろ。」と言うと、まず忘れることはありませんでした。
生徒が「先生~、お母さんに、『うちの担任、忘れ物したら【私の異性のタイプ】って作文書かせるんだよ。』ってお母さんに言ったら、『お前の担任、最高かよ!』って言ってましたよ!」なんて報告もあったので、保護者的にもOKなんじゃないでしょうか、、。
3回注意されたら給食のお替りなしなんてこともやってました。給食なしじゃなくてお替りなしです。
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