OJT4 朝学活と終学活
2024年5月22日
その他師「朝の学活って、どんなこと話してる?」
私「当日の連絡ですかね。。」
師「終学活は?」
私「特には、、、。」
師曰く、
「朝ってさぁ、教員もだるいよね。特にいい天気だったら、あぁ、休んでドライブ行きたいなぁとか思わない?」
「俺なんか若い時は、ドライブ行きたいと思ったら、電話して年休取って行ってたよ。」
私「マジですかぁ!?」
師「だって、クラスがちゃんとしていて、誰が代わりに入っても大丈夫な状態にしとけば、迷惑掛からないでしょ。授業も先生いなくても自分たちでできるし。代わりの先生はただ見ていればいいだけなんだから、たまにはいいでしょ。」
私「はぁ。」
師「で、朝から憂鬱なのは生徒も同じ。だから、朝学活はパッパッとその日の連絡を済ませたら、後は生徒が楽しくなるような話をする。昨日観に行った映画の話とか、面白かったテレビ番組とか。あとは、笑える先生の失敗談とか最高だね。」「帰りの学活は逆に余計なこと話しちゃダメ。生徒はみんな早く帰りたいとか早く部活行きたいと思っているから、余計な話して学活を長引かせると、うぜ~ってなるから。先生の話になったら、『大事なこと言うから!終わります。』が最高。」
ということで、教員時代は常に朝の学活で話すネタを考えていました。良い映画を観たり、自転車でこけたりしたら、「あっ、これ朝学活のネタになる」とか。自転車通勤していた時には、いつも電動自転車で私を抜かしていくおばさんがいて、必ず抜き返していたなんて話をすると「先生、大人げな~い笑」なんて言いながら生徒は喜んでいました。もちろん、世間を騒がせる重大事件などが起こった場合には、真剣に話すこともありました。
朝学活は笑えるような話、帰りの学活ではほとんど話さないを25年間徹底しました。すると、教員を辞めるときに、学年の生徒全員から手紙をもらったのですが、クラスの生徒からは
「朝の学活の話が楽しかった。」「いつも朝学活の先生の話が楽しみでした。」などのコメントをもらいました。