初めて１学級を対象に落語会を行いました。普段は学年や学校全体で１００～５００名くらいを対象に体育館で落語会を実施しているので、少し贅沢でもったいない気がしまして担当の先生にお聞きしましたところ、このクラスは総合的な探求の時間にまず、「お笑い」について探求しようということになり、そのお笑いの中でも日本の伝統芸能である「落語」を探求したいということに決まったとのことでした。そして、すでにプロの落語家さんからいろいろと学び、マイ手拭い、マイ扇子を持ち、芸名ももっていて、小噺を１つは披露できるというハイレベルな児童さん達でした。他のクラスは別テーマを探求しているとのことで、単学級対象の落語会となりました。

クラスの全員が落語に興味をもっているので、落語会の集中力もすごいものがありました。また、人数が少なかったので会場は体育館ではなく、ランチルームで実施しました。このランチルームが木の匂いを感じる素敵な会場で、高座を設けると寄席のような素敵な雰囲気になり、児童さんも会場に入るなり、「うわぁ～、すごい～！」と感嘆の声を上げてくれました。寄席にいるような雰囲気で生の落語に触れた児童さんたちは本当に喜んでくれていました。

今年度は「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」を学級や部活で採用している学校も多く、学校全体や学年で実施するのが難しい学校では、そのような活用をするのもありだと思いました。

また、学校全体が無理なら、自分の学年の生徒たちだけでも良いので、どうしても「が～まるちょば」の世界に通用するパフォーマンスを見せてあげたいと思い、学年の生徒たちからお金を集めて、PTAにも協力いただいて、学年の生徒たちを対象にが～まるちょばのお２人に公演していただいたことをふと思い出しました。

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